voice緻密設計士の本音

失敗したくないから、プランはとことん考え抜いて提出します。

世田谷支店 設計課 遠藤創一朗

Career

  1. 工務部配属~入社9ヶ月

    覚悟はしてたけど本当に大変でした!
    最初から職人希望の人とは体力が違うので仕方ないところもありますけど。
    ただ親方は「意外と話を聞いてくれるな」と。「何でこうなってるのかな?」と、不思議に思うことを尋ねれば、面倒臭がらずちゃんと筋道を立てて教えてくれました。

  2. リフォーム部出向入社9ヶ月~

    設計部配属前に3ヶ月だけ、リフォーム部に出向していました。リフォーム部では現場一つを任せて貰えたので、木造建築の一通りの流れを経験 しました。 後の業務を行う上で凄く身になっていると思います。 「この提案は工事全体に影響が出るから無理だな」とか「これは通りやすいぞ」とか。 監督に付いて行って、現地で屋根裏に潜って、色々面白かったです。

  3. 本社設計部入社1年~

    最初に任されたのが工場の全面改装。 ベテランの設計士と一緒に取り組みました。結構大事な部分まで任せて貰えて「現場で監督と二人きりで打ち合わせ」なんてことも良くありました。 完成して思ったのは「自分の引いた図面通り、建物は建つんだ…」ということ。達成感もありますけど、同時に責任の重さも改めて感じました。 それ以降はより入念に、下調べやチェックをするようになりましたね。

  4. 一級建築士取得入社2年目

    受験資格を満たしたので、ようやく一級建築士受験。 仕事をしながらの勉強は凄く大変で、逆に「こんなの二回もやってられるか!」と意地で一発合格しました。
    実地経験があると理解の度合いが違うので、工務部やリフォーム部での経験が役に立ちましたね。 合格のコツは「他人より早く起きて、遅く寝る」。

  5. 世田谷支店入社1年9ヶ月~

    角田チームの一員として、去年末から世田谷支店に勤務しています。 最終的に全ての業務を行える設計士を育てるため、世田谷では業務の区切りがなく、住宅、リフォーム、マンション設計の全てを「設計課」が受けます。 僕は今の住宅設計の仕事に満足していますが、他の分野のノウハウを得るのは設計士にとってとても良いこと。 仕様ひとつ取っても「何でこうなってるのかな?」とか知りたいですよね。

ブレない “知りたがり”

短いながらも経歴を紐解けば、工務時代から「現場を理解したい」という欲求が見えてくる。
工務部でもリフォーム部でも、その時に吸収できる最大限のことを学び、知識として身に付ける。 「分からないものをそのままにしておきたくない」という生来の性質もあるだろうが、好奇心は設計士に不可欠な素質の一つだ。
平成建設では入社初年度、工務部にて多能工の仕事を経験する。その期間をただの我慢の時間とするか、何かを身に付けるチャンスとするかは自分次第。

Endo&

緻密さ

緻密ですか?(笑)
実は失敗したくないという気持ちが強い。だから、提案前には色々なことを突き詰めて考え抜きます。 「これがダメならこれ」という代案も用意しているので、駄目出しされても平然としているように見えるんだと思います。 でも、やっぱり駄目出しされたら悔しいですよ。

現場任せ

建築って、実は細かい部分は現場任せにしてもちゃんと建つんですよ。 僕はそういう「現場任せ」が嫌いなので、全部細かく指定します。 担当設計士なのに知らない部分があるって、嫌じゃないですか。 自分で全部考えたいです。手摺の素材ひとつ取っても、家族構成や素材感にこだわって指定したい。

スキルアップ

社内検査を多めに入れて貰ってなるべく沢山の物件を見る。 その上で担当設計士に「なぜここはこうなのか」という疑問点をぶつけてみる。 「そういう仕様」で済ませたくないので、なぜそうなっているかを突き詰めて考えてみる。

後輩

先輩も後輩も、建築の話をたくさんできる人がいいですね。 指導する時は、必要な事以外は教えません。 聞かれれば答えますが、漠然と「分からないから」という質問の仕方は困ります。 「自分はこうだと思うけどどうか」という切り口なら、一緒に考えていけるかな。

平成建設

学生時代はオープンデスクに参加していたし、就活時にはアトリエ系事務所、大手設計事務所も受けました。 その中で平成建設を選んだ理由は、自分の意見が建築に取り入れられるのが一番早いと思ったから。 入社してから感じるのは、社内に意識の高い現場監督や大工がいて、設計だけでは理解の難しい現場の事に関しても熱く意見を交換できること、 社内に考え方の違う設計士が何人もいて、様々なところで刺激を受けられること。 頑張った分だけ出来ることが増えていくのが平成建設の魅力だと思います。 ただし「自分」がないと何も身に付かない。そういう意味では厳しい環境です。